京都・西陣“蔵出し帯”iPhoneケース(iPhone4、4S兼用)組帯(くみおび)シリーズ 黄赤絣(かすり)

製品の詳細

製品の特徴

今回のモノ作りは、20～30年ほど前に織られた“蔵出し帯”の存在から始まる。
“蔵出し帯”は、職人が丹精込めて織り上げながらも、小さな織り傷などで商品にできず、蔵の中で眠っていた帯のこと。
通常は処分されることも多いそうだが、先代の時代に尊い手仕事によって織られた貴重なものという理由で大切に保管されていた反物だ。
正規なら一反で数十万円の価値があるとされるものも！
この貴重な反物を、現代に甦らせることができないか、そんな思いからこのプロジェクトがスタートした。
ミーティングを重ね、「クラシックな帯地で今風のアイテムを作るのはおもしろい」ということで、iPhoneケースを作ることになった。
生地はひなや独創の「組帯」と、「織綾竹」を採用。組み物とは、正倉院に見られるように、位の高い貴族だけに用いられることを許された権威の象徴だ。
ひなやが誇る特別な帯地を使った、特別なモノ、ぜひ手にしてみてください。

チラリと見える裏地にも“蔵出し”の反物を使用！
　裏地にも“蔵出し”の着尺（着物の反物）を使用している。
　柔らかな質感で、iPhoneを優しくカバー。滑りもよく出し入れもスムーズ※色柄は写真と変わる場合あり

アクセントのループにはストラップを付けて
　ワンポイントにもなっているカラーループにはストラップを付けることができる。
　ストラップを付ければ、着物の帯にiPhoneをはさんでも落ちない

組帯（くみおび）シリーズ
　糸を斜めに交差させて織るため、伸縮性に富み、胴に巻いた時の締まりがよいとされる高級帯地。
　今回の商品には太い糸でしっかりと織られた厚みのある反物を使用。重厚かつ華やかさを兼ね備えている。

黄赤絣（かすり）
　糸を先に染め分け、かすれたチェック柄を表現。カジュアルなようでいて、上品な雰囲気なので、シーンを選ばない。裏地は生地。
緋色（ひいろ）
　緋色の絹糸に金糸を合わせて織り、繊細な光の陰影を表現。角度によって輝きが変わる。色みよりも意外にシックな印象。裏地は金色。
橙格子（だいだいこうし）
　白色と橙色で規則的な格子柄に織られている。金糸で華やかさがアップ。古典的な柄だが、かわいらしい仕上がりに。裏地は薄黄色。

織綾竹（おりあやたけ）シリーズ
　縦糸を回転させながら繊細な文様を作る組み物の一種「綾竹組（あやたけぐみ）」の柄を、
　縦糸と横糸の組み合わせで巧みに表現した「織綾竹」。今回は、光沢があり、サラッとした手ざわりの反物を採用。

紺青（こんじょう）
　男性スタッフが皆欲しがったのはこの色。ジャケットにも着物にも合わせられる万能タイプ。金糸の程よい輝きがポイント。裏地は緑に！
赤茶（あかちゃ）
　着物姿にもなじみやすいアンティーク調の落ち着いた色調。いつの時期でも自然な印象なので男女ともにおすすめ。裏地は桃色。
茄子（なす）
　幅広い年齢の方におすすめしたい色。金糸は紫の生地との相性もよく、とても映える。裏地はクラシカルな印象の赤茶に！